障害者の虐待 福祉施設職員が最多
2023.04.17 18:35
- ２０２１年度に県内で障害者が受けた虐待の件数は２８件でそのうち障害者福祉施設の職員などによる虐待が最も多かったことがわかりました。
- 県によりますと、２０２１年度に県や市町村に寄せられた障害者への虐待に関する相談や通報などの件数は７８件でこのうち虐待と認定された件数は２８件でした。最も多かったのは障害者福祉施設の職員などによる虐待１１件で、これは２０１２年度に統計を取り始めて以降最多となっています。また次に多いのが障害者の家族などによる虐待でした。虐待の内容では暴行を加えたり拘束するといった「身体的虐待」が１７件と最も多くなっています。県では、「２０２２年度より福祉施設で、虐待防止のための職員への研修が義務化されており虐待を潜在化させないよう今後も啓発していきたい」としています。
