埼玉県の道路陥没事故受けて 奈良市独自で下水道管の緊急点検
2025.02.12 18:31
- 埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けて、奈良市は１２日朝から、市内３つの下水道管の点検を行っています。
- 午前９時過ぎ、点検は奈良市法華寺町から始まりました。下水道管内の硫化水素の濃度を測ったあと、調査員がマンホールの中に入っていきました。
- 埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて国は、一定の規模を超える下水道管の管理者に対し、点検を行うよう指示しています。
- 奈良市内には、対象となる下水道管はありませんが、市はこれまでに計画を立てて行っていた点検を前倒しして行うことを決めました。市の点検の対象となったのは「佐保分水幹線」など、口径２メートル以上の３つの下水道管で、あわせて１９カ所で行われています。
- 奈良市企業局 下水道事業課 新居宏敏課長
- 「今入ったところでは、特に異常箇所はなかったと報告を受けています。今現在も計画的に重要管路から順次点検を行っていますが、さらにそのスピードを上げて点検・調査に力を入れていきたいと思っています」
