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奈良のニュース
40歳女性のカードに70代女性の写真 桜井市 別人の写真添付のマイナカード作成
2023.06.22 18:39

 マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次ぐ中、桜井市が別人の写真を添付したカードを作成していたことがわかりました。


「今回の事案におきまして、当事者の方をはじめ市民の皆さまにご迷惑ご心配をおかけ致しましたことを、心よりお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。」

誤って作成されたのは、桜井市内の40代の女性のマイナンバーカードです。

桜井市によりますと、この女性は5月11日に市役所を訪れ担当する市民課が女性の顔写真を撮影、市町村がカード作成業務を委託しているJ-LIS・地方公共団体情報システム機構に申請書と共に写真データを送りました。


しかし、6月12日に女性がカード引き取りのために来庁した際、女性が「私ではありません」と話し、誤りが分かったということです。

添付されていたのは、この女性の後に撮影を行った70代の女性の顔写真だったといいます。桜井市では、本人確認のため自分で名前を書いてもらったホワイトボートを手にもってもらう形で写真を撮影し、それをJ-LISに送っていましたが、その際、申請書にある名前とホワイトボードの名前が一致しているかの確認を怠ったことが、誤りの原因だとしています。


桜井市では女性に謝罪し、後日カードを再発行する対応をとったといいます。桜井市のカード作成業務には市民課の4人の会計年度任用職員が当たっていますが、市ではこれまで受け付けから写真撮影、データの送付までを1人で対応していたことが、ミスの発生を招いたとしていて、今後は複数の職員による確認を徹底するなどして再発防止に努めるとしています。


なお桜井市では現段階で発送準備中のカード52枚について、写真データとの照合をした結果ほかのカードに誤りはなかったということです。