豪華メダリストが集結！ 子どもたちに柔道の楽しさ伝える「野村道場」
2023.02.20 19:05
- 日本の柔道界を代表するメダリストが集結した柔道教室が１９日、奈良市内で開かれました。
- 登場したのは…広陵町出身でオリンピック３連覇を果たした野村忠宏さん、シドニーオリンピックで銀メダルを獲得した元日本代表監督の篠原信一さん、そして、オリンピック２連覇の大野将平選手です。
- 柔道の普及を目指しいままでにない体験型の教室として野村さんが中心となり始めた「野村道場」。
- ７回目となる今回は、初めて奈良県で開催され、天理大学出身のレジェンドたちが講師を務めました。教室には、柔道経験者から未経験者まで合わせて約１２０人の小中学生が参加しました。講師の３人は、背負い投げや大外刈り、内股など、それぞれの代名詞といえる技を子どもたちに伝授。
- そして、実戦形式で行う乱取りも体験した子どもたちは、世界で活躍する選手の強さを肌で感じていました。
- 子どもたちは―
- 「ひとつひとつが力強くてやっぱりすごいなと思いました。」
- 「すごく分かりやすくて、いい練習になりました。」
- 「きょう教えてもらったことを練習や試合で成果として出したいです。」
- ２時間半にわたる交流を終えた講師陣も充実した表情を見せました。
- 柔道男子７３ｋｇ級五輪２連覇 大野将平選手
- 「子どもたちが一番喜んでくれたというか、いままでで一番元気だったんじゃないかなと思うくらい盛り上がっていたので、それが何よりでした。少しでもトップ選手の柔道を感じてほしいなというのが一番の願いです。」
- 柔道男子６０ｋｇ級五輪３連覇 野村忠宏さん
- 「私は奈良生まれ奈良育ち、いまも奈良在住、生粋の奈良っ子なんで、奈良が柔道だけでなく様々なスポーツでそこからエネルギーを得ながら元気になっていけるようなそんな地になってもらいたいので、私はいつでも奈良県のために頑張っていきたいなと思っています。」
