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奈良のニュース
農業委員会2カ月開かれず 宇陀市議会 市長の問責決議案を可決
2024.09.25 18:42

 宇陀市の農業委員会の委員の不在が続き委員会が開かれていない問題で、宇陀市議会で25日、市長の責任を問う問責決議案が提出され、賛成多数で可決されました。


 農業委員会は農地の取引について審査などを行うもので、定数12人のうち農業に関わっていない中立委員を1人以上任命することが法律で定められています。


農業委員会をめぐっては、6月定例市議会で市から提出された農業委員の人事案のうち、中立委員が議長決裁で不同意となっていました。これにより、委員全員の任命ができておらず、8月から2カ月にわたって委員会が開かれていません。


農業委員会が開かれていないことで農地の売買ができないなどの影響があるといいます。25日の市議会では金剛市長に対して、問題の早期解決や市長の責任を問う問責決議案が提出され、賛成多数で可決されました。


なお、問責決議に法的拘束力はありません。中立委員が決まらない場合は、前任の中立委員の了承を得た上で暫定的に委員会を開催することも可能だといいます。

宇陀市・金剛市長

「前任の中立委員が議長との話し合いの中でいいですよと言っていただいたら、その日のうちに農業委員として任命させていただくというつもりでいます。市としては、これまでも農業委員会の再開に向けて努力をしてきたつもりです。1日も早い再開に向けて取り組んでいく。」