観光データを「見える化」 新設ポータルサイト活用勉強会
2025.02.05 17:37
- データをもとにした観光の活性化を進めようと県は新たにポータルサイトを開設し、活用するための勉強会を開きました。
![](https://www.naratv.co.jp/news/images/20250205183554061.jpg)
- 5日に開かれた勉強会には、県内で観光に携わる事業者や観光協会、自治体担当者など約20人が参加しました。まず講師が経験や勘だけでなくデータを活用して課題を解決することのメリットなどを解説した後、参加者は実際にサイトを使って講師から出された問題に答えていきました。1月に公開された奈良県観光データポータルサイト「みるなら」は、国などが公開するデータや企業などの有料データを組み合わせて県内の観光データを「見える」化したもので、観光客数や人の流れ、どこでお金が使われたかなど様々なデータが集められています。
- 参加者は「どなたが見ても面白いデータだと思うんですけどね。そこから我々は観光業として、それをビジネスに結び付けていく」「特にインバウンド観光客なら、あまり経験や勘が働きにくいと思っていて、そのあたりを予測・推察するというところにはデータが必要かなと」などと語りました。
- 県では今後問い合わせ窓口を設けるなどして、サイトの活用を後押しし県内の観光振興につなげたいとしています。