公立学校施設の耐震改修状況フォローアップ調査 建物以外の部分の耐震対策実施率 全国平均下回る
2023.08.30 17:58
- 県教育委員会は、県内にある公立学校施設の耐震改修状況のフォローアップ調査を行い、2023年4月1日時点で建物以外の部分の耐震対策実施率が全国平均を下回っていると発表しました。
- 建物以外の部分で対策が必要なのは体育館や講堂など屋内運動場の吊り天井などです。県教育委員会によりますと県内の公立学校施設では地震が起きた際の落下防止対策の実施率が98.4%で全国平均の99.6%を下回りました。小中学校で4棟、高校で2棟の合わせて6棟の対策が出来ていないということです。また、屋内運動場の照明器具や窓ガラスなどについても耐震対策実施率は49.2%となっており全国平均の67.2%を2022年に引き続き大きく下回りました。一方、校舎など建物の耐震化率は幼稚園を除き100%となりました。