定点あたり3人超 咽頭結膜熱(プール熱)流行警報基準を超える
2023.10.05 18:36
- 夏に流行する「咽頭結膜熱」、いわゆる「プール熱」の県内の定点あたりの感染者数が警報の目安を超えたことが分かりました。
- 「咽頭結膜熱」は7月から8月ごろに感染のピークを迎え、プールなどでのタオルの共用や飛沫、接触でも感染するとされています。

- 県によりますと10月1日までの1週間で、県内34の小児科の定点医療機関から報告された感染者数は1医療機関あたりの平均で3.88人となり、前の週のおよそ1.7倍に増加しました。県内では8月以降、感染者数が増加しており、定点あたりで3人を超えたのは、県の記録が残っている1992年以降で初めてだということです。県は「咽頭結膜熱」が流行していると考えられるとし、感染者との接触を避けうがいや手洗いをしっかりするよう呼び掛けています。