金峯山寺 国宝・仁王門 解体作業が大詰め迎える
2023.08.08 18:42
- 吉野町にある金峯山寺で国宝・仁王門の解体作業が大詰めを迎えています。
- 金峯山寺蔵王堂の北側、正門にあたる仁王門は南北朝時代に建立されたといい、国宝に指定されています。
- 基礎部分が沈み、部材や瓦の傷みが激しいことから2020年からおよそ70年ぶりの解体修理が行われています。
- 7日は、二層づくりの門の上層部分の「頭貫」と呼ばれる屋根を支える部材とはりの解体が行われ、作業員らは、クレーンを使って部材を慎重に持ち上げた後、状態を記録していました。工事は、9月中には建物の解体を終え、その後、再度組み立てられ2028年度、完成の予定です。