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奈良のニュース
安倍元総理銃撃事件から1年 献花台 慰霊碑に多くの人
2023.07.08 19:13

 安倍元総理銃撃事件から8日で1年です。

 奈良市の事件現場に設けられた献花台には多くの人が訪れました。

 銃撃事件の現場となった近鉄大和西大寺駅前には、午前7時前から自民党奈良県連の有志による献花台の設置準備が進められました。

 献花は当初9時から行われる予定でしたが県内外から多くの人が訪れたため、30分前倒しで始まりました。

 訪れた人は「長期政権を築かれて日本をずっと率いてくださったので、感謝の気持ちを込めて手を合わさせていただきました。」「被害者の立場をきちんと尊重できるような裁判になってほしい。加害者はあくまでも加害者。テロはいけないですよね」と話しました。

 また山下知事も静かに手を合わせたほか、午前11時頃には国民民主党の玉木雄一郎代表が献花しました。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は「立場はいろいろありまして(安倍元総理とは)国会でも論戦をさせていただきました。事件の背景にもあった統一教会の問題については、被害者の救済がきちんと行われているのかしっかりと宿題を果たしていくということも進めてまいりたい」と話しました。

 そして事件発生時刻の11時31分。

 僧侶がお経を読み上げるなか黙とうが捧げられました。


 また、奈良市の三笠霊苑に建てられた慰霊碑にも朝から多くの人が献花に訪れました。

 訪れた人は「民主主義が暴力で破壊されていくというのを見ると心痛む 今後こういった事は絶対に起きて欲しくない」と話しました。

 事件当時、国家公安委員長を務めていた二之湯智さんも花を手向けました。

 二之湯智さんは「安らかにお眠り下さいということと、これから非常に日本は難しい時代に差し掛かっていく。天国で日本の行く末を見守ってもらいたい。」と話しました。