埼玉県の道路陥没うけ県内の下水道管を緊急点検へ
2025.01.31 18:10
- 1月28日、埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故を受け、県は、国の要請により下水道管の緊急点検を行うことになりました。
- 県内には現在、4つの下水処理施設があり、今回、国から点検の要請を受けたのは、大和郡山市にある浄化センターにつながる下水道管です。浄化センターは奈良市、大和郡山市など14の市や町の60万人あまりの下水を処理する大規模な施設です。1970年の整備開始以降、定期的に下水道管を点検し、古いものは修理や交換を行ってきたといいます。
- 山下知事
- 「浄化センターに接続する下水道管、直径が2m以上(延長)15kmが緊急点検の対象となっております」
- 県によりますと、浄化センターでは大型の下水道管を管理しており、埼玉県のような道路陥没のおそれもあることから腐食がないかなどを点検するよう要請があったということです。県では目視で点検を行い、2月7日までに完了する予定だということです。