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奈良のニュース
全国高専ラグビー大会 奈良高専 激戦制し2大会連続7回目優勝!
2025.01.10 18:50

 全国高専ラグビー大会の決勝が9日行われ、近畿代表の奈良高専が激戦を耐え抜き、2大会連続7回目の優勝を果たしました。


 臙脂(えんじ)のジャージー・奈良高専に対するは強力フォワードの仙台高専・名取キャンパス。ともにフィジカル自慢の真っ向勝負は序盤から一進一退が続きます。


5対5同点の前半終了間際、奈良高専はスタンドオフ・喜多の突破でチャンスをつくり、最後はウイングの中原がトライ。前半を5点リードで折り返します。


しかし後半12分、展開したボールを仙台高専・名取のセンター・高橋知輝にインターセプトされ独走トライ。コンバージョンキックも決められ、2点のリードを奪われます。


しかし今季のチームのスローガン「一点突破」の言葉通り、奈良高専は縦へ縦へと圧力を加え後半17分、再びスタンドオフ・喜多が自陣からランで相手ディフェンスを抜き去りトライを決めて逆転に成功します。さらに4分後にはウイングの中原のトライで突き放します。


その後、3点差まで詰め寄られますが、最後まで粘り強いディフェンスで耐え抜いた奈良高専。22対19で2大会連続7回目の優勝です。


試合には2024年11月の公式戦で頸椎を損傷し入院中の野田和成キャプテンも外出許可を得て駆け付け歓喜の輪に加わりました。

奈良高専・山本莉久ゲーム主将

「(野田主将は)チームの中で一番熱い選手で、僕自身ゲーム主将を任されたからには熱い思いを持ってプレーしていました。しんどいところでしっかり頑張ってペナルティを奪ってというゲーム運びが出来て、勝つことが出来てうれしいです」


奈良高専・野田和成主将

「この1年、皆必死でくらいついてきてくれて最後の1カ月は引っ張ることはできなかったけど、その思いを継いでくれた山本莉久(ゲーム主将)についていって、きょうの熱い試合にもっていったこと本当にありがとう」


「一番!」