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奈良のニュース
パリ五輪 柔道女子70キロ級 新添左季選手(橿原市出身)が登場
2024.08.01 18:35
 熱戦続くパリ・オリンピック。柔道女子70キロ級に橿原市出身の新添左季選手が登場しました。


 2回戦から登場の新添選手。初めてのオリンピック、緊張した表情で畳に上がります。ウズベキスタンのマトニヤゾワ選手に対し、足技で積極的にしかける新添選手。最後は強化してきた寝技で1本勝ち。好スタートを切りました。続く準々決勝の相手は、東京オリンピック銅メダリスト・オランダのファンダイケ選手です。新添選手は、開始直後から得意の内股をしかけます。しかし、2分でした。一瞬のスキをつかれ、技ありを奪われます。最後まで攻め続ける新添選手ですが、優勢負け。気持ちを切り替え、銅メダルに望みをつなぐ敗者復活戦に回ります。

川添アナ

「日本時間、7月31日午後11時前です。新添選手の地元・橿原市にあるホールには大勢の人が応援にかけつけています。」

約350人が集まったパブリックビューイング。中には新添選手の両親の姿もー。


新添選手の父・愛正さん

「これ以上やり残すことはない練習はしてきたと本人言っていますので、その言葉を信じて全身全霊、頑張ってもらうように祈るしかないです。」


橿原市柔道クラブの後輩は-

「左季選手の内股や寝技を見られると思うので、すごく楽しみです。いけいけ新添、頑張れ頑張れ新添」


地元の応援を背に迎えた敗者復活戦は、スペインのツノダロウスタント選手との対戦。新添選手は、内股を警戒されなかなかペースをつかめません。そして、素早くかつぎ技をしかけてくる相手に対し、耐える時間が続きます。すると、2つ目の指導がー。あとがなくなった新添選手。ゴールデンスコア・延長戦、反撃のきっかけをつかみたいところですが、相手の気迫が上回り、新添選手に3つ目の指導が与えられ、無念の反則負け。メダル獲得とはなりませんでしたが、オリンピックという大舞台を戦い抜きました。

新添選手

「一年間本当に毎日苦しくて金メダル獲るために頑張ろうと思っていたんですけど獲れなくて、情けない気持ちでいっぱいです」

新添選手の父・愛正さん

「自分の柔道ができなかった悔しさはあるんでしょうけれどもそれも含めてオリンピックだと思いますので、親としては帰ってきたらまずは気持ちを切り替えられるような環境を整えてやりたいなと思います」