県民アンケート 「生活苦しくなった」2年連続増加
2023.11.27 18:28
- 県が行った、県民を対象にしたアンケート調査で、生活が去年より「苦しくなった」と答えた人の割合が2年連続で増えたことがわかりました。
- 調査は、県の施策に対する重要度や満足度などを把握するために毎年行われていて今回は、今年6月から7月に県内に住む満20歳以上の5000人を対象に行われ約2400人から回答を得ました。それによりますと暮らし向きの実感について、1年前と比較して「楽になった」と答えた人は6.4%だったのに対し「苦しくなった」と答えた人は43.8%で、2年連続で増加しました。その理由として「家族の増加や物価の上昇などで毎日の生活費が増えたから」と答えた人が61.7%と最も多く次いで「給料や収益が増えない、または減少した」が58.4%などとなっています。
- このほか、生活する上で重要な点をたずねたところ最も多かったのは「急病時に診てもらえる医療機関があること」でした。
- 県は調査結果を今後の施策に反映したいとしています。