雪の影響も 古代の知恵を現代に「福住氷まつり」
2025.02.09 19:30
- 奈良時代に都へ献上する氷を蓄えた貯蔵庫を復元した「氷室」で氷まつりが開かれました。
- 天理市福住町にある氷室は、冬の間に氷を貯蔵し夏場に取り出していた昔ながらの方法を、今に伝えようと復元されたものです。
- 毎年、この時期に氷が運び込まれますが、前日からの大雪の影響で氷の輸送は延期され、９日は式典と神事が行われました。
- 集まった人たちは地元の野菜などが入ったふるまいの豚汁で冷えた体を温めていました。
- 福住未来クラブの代表 小野原勇さんは「目的として多世代交流という天理市の事業があります。いろいろな人に寄ってきてもらえる福住になりたい。少しでも子どもの思い出に残ってもらえれば、いいかなと思います」と話しました。
- 氷は１１日に３トンあまりが改めて運び込まれ、７月まで貯蔵されます。
