「命を守る ひと部屋」シンポジウムin奈良
2024.11.09 19:02
- 冬の到来を前に住まいの室温と健康との関わりを考えるシンポジウムが奈良市で開かれました。
- これは日本住宅リフォーム産業協会が全国で開いているシンポジウムの一環です。
- WHO=世界保健機関が2018年に発表した「住宅と健康ガイドライン」では、住宅の室温が18度を下回ると体調を崩すなど身体に影響があるとして勧告しています。
- このため国や自治体では、補助金を出して寒さや暑さから命を守る断熱性の高いひと部屋の確保を呼びかけています。
- シンポジウムでは、関係する省庁や医療、建築の関係者らが「ひと部屋」をシェルターとして確保するリフォーム対策を提案しました。
- 特に築40年以上の住宅は寒さや暑さ対策が不十分となっていますが、断熱材の有無で10度ほどの温度差があることから、ひと部屋のリフォームでも健康と省エネに効果が見られると呼びかけ、訪れた人の関心を集めていました。