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奈良のニュース
県医師会が会見 能登半島地震の被災地へ 「JMAT奈良」派遣
2024.01.18 18:35

 県医師会が記者会見を開き、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県に向けて、災害医療チーム「JMAT奈良」を派遣したことを明らかにしました。


 石川県に派遣されたのは、医師2人と看護師2人、調整役の2人で、けさ早くに奈良を出発して七尾市内に入っており1月21日まで活動する予定です。

今回の地震では、被害の大きな能登半島北部で診療所の8割から9割が機能しておらず、被災した住民らの災害関連死を防ぐのが喫緊の課題となるなか、避難所などでは新型コロナやインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染が懸念されているといいます。


「JMAT奈良」の被災地への派遣は東日本大震災以来で、県医師会は医療活動のほか被災者の健康管理、避難所の衛生状態の改善などに取り組み、メンバーを入れ替えながら息の長い活動になるとみています。

県医師会 安東範明会長

「現地のかかりつけ医の先生は断腸の思いだと思います。自分が寄り添いたくても寄り添えない状況もあるし、満足に寄り添えていない。その思いを受けて、現地に行ってまいりたいと思います。」


JMAT奈良本部 増永博幸本部長

「地元の医療体制が正常化するまでの長いスパンで、医療だけではなく、精神的な面でも寄り添っていければと思います。」