1月~2月 県内の特殊詐欺被害額 前年同期比 約6倍に
2025.03.17 18:51
- 2025年2月末までに県内で確認された特殊詐欺について、被害額が2024年の同じ時期よりおよそ6倍の4億円あまりに急増していることが、県警の調べでわかりました。

- 県警によりますと、2025年1月から2月末までに確認された架空請求やオレオレ詐欺などの特殊詐欺は、件数が51件、被害額はあわせておよそ4億710万円で、2024年の同じ時期より18件多く、金額は3億3800万円あまり増加しました。

- 件数や1件あたりの被害金額が大きかったことが主な原因ということです。一方、SNSを使った投資詐欺やロマンス詐欺については、確認された件数が19件、被害額はあわせておよそ3億2430万円で、2024年の同じ時期より7件減ったものの、金額は100万円あまり増えています。

- また、被害者全体のうち65歳未満が半数あまりを占めていて、犯人側が接触してくる手段は固定電話やSNSに加え、携帯電話に国際通話の番号でかかってくるケースも増えているといいます。県警では、電話でお金の話が出たら、詐欺だと疑ってほしいと注意を呼びかけています。