熱戦続く パリ五輪 総合馬術団体で日本が銅メダル
2024.07.30 18:42
- 熱戦続くパリ・オリンピック。馬術の総合馬術団体で29日、日本が銅メダルを獲得しました。
- 乗馬クラブクレイン所属で山辺高校出身の北島隆三選手や天理市に練習拠点を一時置いていた田中利幸選手らが出場した総合馬術。馬場馬術、クロスカントリーそれに障害馬術で争われ、団体は各チーム3人の馬の合計点を競います。
- 第2種目のクロスカントリーを終えて団体3位だった日本は、北島選手の馬が馬体検査をクリアできずリザーブの田中選手に代わったことで20点減点され5位に後退しましたが、最終種目の障害馬術で3位まで盛り返しました。馬術では、1932年のロサンゼルス大会以来、92年ぶり2個目のメダル獲得です。
- また、29日アーチェリー男子団体が行われ、6大会連続オリンピック出場の近畿大学職員・古川高晴選手らが登場。1回戦、5対1でメキシコに勝ち準々決勝に進みます。準々決勝の相手は、オリンピック2連覇中の強豪・韓国です。1セット目から韓国に標的の真ん中・10点を射抜かれリードを許す苦しい展開。古川選手がチームを鼓舞しますが…0対6、日本は韓国に敗れ2大会連続のメダル獲得とはなりませんでした。なお団体メンバーはそれぞれ個人戦にも出場予定で、8月1日の1回戦、古川選手は近畿大学出身・中西選手と対戦します。