唐招提寺「うちわまき」前に ハート型のうちわ作り 最盛期
2023.05.15 18:45
- 唐招提寺の伝統行事「うちわまき」を前にいま、ハート型のうちわ作りが最盛期を迎えています。
- ハート型の扇の縁に和紙を貼り、うちわが一つ一つ丁寧に作られていきます。唐招提寺の「うちわまき」は、鎌倉時代に寺の中興の祖・覚盛上人が、蚊を殺そうとした弟子を戒めたことから、上人の命日に蚊を払うための「うちわ」を供えたのが始まりとされます。1月19日からうちわ作りの作業が始まり今が最盛期。今年は約3500本を作るということです。新型コロナの影響でこの3年、「うちわまき」は関係者のみで行われていましたが、今年は4年ぶりに一般の参拝者が先着100人に限り、参加できるということです。
- 唐招提寺 副執事長 松浦俊昭さん
- 「うちわには病魔退散、疫病退散というようなご利益もありますので、皆さん方 多くの方に手に取っていただいてご健康にお帰りいただきたいと思います。」
- 「うちわまき」は今月19日に行われ参加券は午前9時から南大門付近で配布されます。