大学生の就職内定率 コロナ前に戻る
2023.05.31 18:34
- 今年の春に県内の大学などを卒業した新卒者の就職内定率は96・3%で、新型コロナウイルス感染拡大前の水準に回復したことがわかりました。

- 奈良労働局は県内にある16の大学や短期大学などを対象に、令和5年3月末の新卒者の就職内定状況を調査しました。それによりますと就職内定者は約4200人、内定率は96.3%でした。
- これは前の年の同じ時期に比べて0.7ポイント高く新型コロナの影響による落ち込みから2年連続で回復しました。
- 特に、大学生の内定率は96・7%で過去20年で2番目に高い水準となっています。
- 奈良労働局では「新卒者の内定状況はこの2年でコロナ前に戻ったといえる。引き続き、企業では若者の人手不足感が強いものの物価高騰などの不安要素が採用活動に与える影響に注視したい。」としています。
