官製談合防止法違反の罪で在宅起訴 三郷町 森町長が辞職表明
2023.12.28 18:28
- 三郷町が発注した公共工事の入札をめぐり官製談合防止法違反の罪で在宅起訴された森町長が28日、辞職届を提出し受理されました。
- 「今般、三郷町長の職を辞することを決意致しました。すいませんでした。」
- 起訴状によりますと森町長は2020年10月に開札が行われた町立保育園の建て替え工事に関わる一般競争入札で事前に特定の企業の代表取締役に設計金額を漏らしたとされ、官製談合防止法違反の罪で大阪地検特捜部に在宅起訴されました。会見を開いた森町長は、27日起訴状が届いたことを明かし、起訴内容を事実と認めました。
- そして、自身が起訴されたことや町職員2人が別件で官製談合防止法違反などの罪で起訴されたことの責任をとり、辞職すると述べました。28日付で、町議会議長に辞職届を提出し、受理されたということです。森町長は1月中に自動失職となりそれに伴う町長選挙は2月6日告示、11日投開票の日程で行われるということです。
- 森町長は2010年に初当選し、現在4期目でした。なお29日からは池田副町長が職務代理者を務めます。