聖林寺 倒壊した紙製の地蔵菩薩を修復へ
2023.07.12 17:38
- 桜井市にある聖林寺では、珍しい紙製の地蔵菩薩像を修復するために、12日、像の搬出作業が行われました。
- 紙製の地蔵菩薩像は、聖林寺の薬師堂に安置されていたもので、去年4月に、厨子の中で倒壊しているのが見つかりました。高さ27センチほどの像で、表面に施された彩色から、江戸時代の作と見られています。はじめに、薬師堂の前で、寺の倉本明佳住職らが、像から魂を抜く法要を行いました。そして、修復を行う、東京藝術大学大学院、保存修復彫刻研究室の岡田靖准教授らが、虫食いがないかなど、状態を確認しながら、慎重に梱包作業を進めました。
- 東京藝術大学大学院・準教授 岡田 靖さん
- 「地域の信仰を物語る、大変貴重な像だと思っていますので、今後も長く伝えていけるように、お手伝いさせていただけたらと思います。」
- 聖林寺・倉本 明佳住職
- 「このあとの100年、200年お守りできるような状態になって、帰ってきていただきたい。」
- 地蔵菩薩像の修復は、来年には完了する予定です。