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奈良のニュース
春日大社国宝殿 冬季特別展 「侍の魂 弓馬と刀剣」
2025.01.12 18:48
 奈良市の春日大社国宝殿では日本のサムライの象徴である刀剣や弓矢、馬具などの特別展が開かれています。


 会場には平安時代以降に武士たちによって奉納された刀剣や弓矢、馬具をはじめ関連する絵巻などおよそ40点が並んでいます。

 日本の合戦は、歩兵による集団戦が主流となる前は馬に乗った武士が行う弓矢の応酬が主流で、武士は馬を操りながら自在に弓を射る技術が求められていました。

 こちらは源平の屋島の戦いを描いた屏風です。


 平家の女房が船の上の竿に立てた扇の的を射よと挑発し、源義経の命令を受けた那須与一が見事に扇を射落として弓の名手としての名を高めた有名な場面が描かれています。合戦の様子のほかにも当時馬に乗って戦う際に侍たちが身に付けていた大鎧が忠実に表現されている点も見どころです。

 このほか、国宝に指定されている弓や重要文化財となっている刀剣の数々を楽しめます。


 春日大社国宝殿学芸員 渡邉亜祐香さんは「来館された方には刀剣や武器武具を通して少しでも侍の魂というものを感じていただけたらと思っています。」と話しました。

 特別展は3月30日まで開かれています。