疫病退散を祈る 率川神社「ゆりまつり」
2023.06.17 18:31
- 「ゆりまつり」の名で知られ疫病退散などを願う「三枝祭」が17日、奈良市の率川神社で行われました。
- この「三枝祭」は、大神神社の鎮花祭とともに疫病の退散を願って行われるもので、1300年以上も受け継がれてきたとされます。
- 美しいササユリの花を供えることから「ゆりまつり」の名でも親しまれています。今年は4年ぶりに一般にも開放して行われ、およそ500人の参拝者が訪れました。
- 本殿の前にはササユリが飾られた2つの酒樽が運ばれ、鈴木寛治宮司により酒が神前に供えられました。
- そして、ササユリの花を手にした4人の巫女が神楽「うま酒みわの舞」を奉納しました。
- 境内を埋め尽くす大勢の参拝者は、神事を眺めながら無病息災を願っていました。