通行が円滑な交差点へ 県庁東交差点「左折可」標識が廃止
2023.03.17 19:10
- 奈良市の県庁東交差点に設置されている「左折可」の標識が17日午前すべて取り外され、新たに、左折可能を示す矢印信号が設置されました。
- 県庁東交差点の「左折可」の標識は、1959年、渋滞を緩和するために、設置されました。しかし最近では、県外や、標識に見慣れていないドライバーが後続の車からクラクションを鳴らされることが多く標識が分かりにくいなどの声が県警に寄せられていました。県警は、2021年「左折可」の標識がある交差点の交通実態を調査した結果、県庁東交差点を含む、3カ所で、安全面の観点などから廃止が決まりました。17日は県庁東交差点にある「左折可」の標識がすべて撤去されました。

- その後、新たに左折を示す矢印信号での通行が始まりました。
- 県警交通規制課 次席 山西雅志さん
- 「従来交通の渋滞を緩和するために交通の円滑の観点から設置してきたんですけれども、今回見直しをして廃止することになりました。今後は信号機の表示する色に従って、安全に進行していただくようお願い致します。」
- 県内では、その他、奈良市の梅谷口南と、平城ニュータウン東の交差点でも標識が撤去されました。県警では今後、23カ所の交差点にある「左折可」の標識についても実態調査の結果を踏まえながら、廃止を行うか、検討していくということです。