県立高校のトイレ改修に向けて知事が視察
2024.06.06 19:14
- 今年度から5年間かけて行われる県立高校のトイレの改修に向けて、山下知事が高校を視察しました。
- 視察は生駒市にある県立奈良北高校で行われました。県教育委員会は県立高校のトイレの96%が改善が必要としていて、今年度から5年間かけてすべての県立高校29校のトイレを洋式化するほか、床を拭き掃除ができる「乾式」に改修する計画を示しています。6日は山下知事が訪れ、校内12カ所あるトイレのうち5カ所を視察しました。奈良北高校のトイレは一部が洋式化されているものの、多くは校舎が建てられた50年前から変わっていないといいます。山下知事は視察の中でトイレに関して教職員や生徒から意見を聞き取りました。
- 生徒は―
- 「しっかり掃除しても見た目が悪くて、どうしてもトイレ行きたくないなという人が多い。」
- 山下知事
- 「トイレが汚いから行きたくないなというのは男女問わずですか?」
- 生徒
- 「男女問わずです」
- このほか教職員からは「個室や手洗い場が教職員の数に見合っていない」などの意見があがりました。
- 山下知事
- 「予想はしていたんですが、実際に見るとかなりインパクトがありますね。家で普通にしている感覚で学校のトイレを使えれば、それが理想形ですね」