薬物乱用防止街頭キャンペーン
2023.12.07 18:31
- 薬物乱用の防止を道行く人に呼びかける街頭キャンペーンが、奈良市内で行われました。
- 「薬物乱用防止キャンペーン中です!」
- 近鉄奈良駅前では、県医薬品登録販売者協会や警察官、県の職員らが、道行く人に「STOP大麻!」と書かれたグッズなどを配りました。県警によりますと、2022年、薬物の使用などで検挙された人のうち、最も多かったのが大麻で、初めて覚せい剤を上回り、20代以下が半数あまりを占めたといいます。11月には、大麻由来の成分に似た合成化合物「HHCH」の入ったグミを食べた人が体調不良になる事例が全国で相次ぐなどし、12月2日から所持や使用、販売などが禁止されました。
- 県薬務課 芳賀照美 課長
- 「今回の大麻グミに使われたHHCHは指定薬物になりましたけれども、また新しいものが出ていると聞いています。県としても、そういう物には手を染めない。手を付けないという啓発に努めていきたいと思います。」