安倍元総理銃撃事件から1年 きょうも献花台に多くの人
2023.07.09 19:11
- 安倍元総理が演説中に銃撃され死亡した事件から8日で1年となり、奈良市の事件現場に設けられた献花台には9日も多くの人が訪れました。
- 銃撃事件の現場となった近鉄大和西大寺駅前に設けられた献花台には、9日も県内外から多くの人が訪れ、花を手向け、静かに手をあわせていました。主催者によりますと、2日間で約5000人が訪れたということで、献花台は花で埋め尽くされました。
- 訪れた人は「きのう(献花の様子が)テレビに映っていて(命日の)次の日やけど、お参りさせてもらおうかなと思って(来ました)」「日本の首相が誰かと聞かれたら自分たちの世代では安倍元首相と答える人がたくさんいて、そんな中(この場所を)通ったので手を合わせました」「僕ら奈良県出身なんですけど、そこでまずこういう事件が起きたということが胸も痛かったですし、これからの未来どうなるかなという不安もありつつ、闘っていかなきゃいけないなと思いました」と話しました。
- 去年7月8日、演説中に安倍元総理が銃撃され死亡した事件では、山上徹也被告が殺人などの罪で起訴されています。6月に予定されていた公判前整理手続きは、奈良地裁に不審物が届いたとして中止になり、次の期日は未定です。公判開始は来年後半以降になる見通しです。