有形文化財6件 史跡1件 県指定文化財にあわせて7件
2025.04.06 18:47
- 県は、あらたに県指定文化財として、彫刻、絵画など6件を有形文化財に、信貴山城跡を史跡に指定しました。
- 県は、条例に基づいて、国が指定した文化財以外で県内にある重要なものを県指定文化財として定め、保存・活用しています。
- 大和郡山市の念佛院が所有する「絹本著色千手観音二十八部衆像」は鎌倉時代の制作と推定され、当時のものが極めて少ない中、制作当初の様子をよく留めていることが評価されました。

- また、大和茶発祥の地と言われる宇陀市の佛隆寺の茶臼は、14世紀に中国で制作されたとみられ、ほぼ完全な形で伝わっている最も古いものの一つだということです。

- そのほか、天理市の「高良神社本殿」や葛城市の當麻寺にある「木造不動明王立像」など、あわせて6件が有形文化財に、平群町の信貴山城跡が史跡に指定されました。

- なお今回の指定により、県指定文化財は588件となります。