高句麗の古瓦 特別展示
2023.06.15 18:50
- 古代の朝鮮半島で作られた瓦を集めた特別展示が、奈良市の帝塚山大学附属博物館で開かれています。
- 美しい赤褐色の瓦。5世紀から7世紀にかけて朝鮮半島の古代国家、高句麗で作られたものです。当時は、赤みを帯びた瓦が好まれたといい、酸素を取り込みながら短い時間で焼かれていたということです。
- 会場には32点が展示され、ハスの蕾をあしらったアーモンド形の紋様が特徴の連蕾文軒丸や、ハスの花を表した連華文軒丸瓦。また、鬼の釣り上がった眼と大きく開いた口が特徴的な瓦などが並びます。
- 飛鳥時代に始まる日本での初期の瓦にも影響を与えた高句麗の瓦の特別展示は、7月28日金曜日まで開かれています。