工場立地件数 全国１０位 県内の企業誘致 堅調
2024.07.04 18:23
- ２０２３年１年間に、県内で工場を建設するために取得された土地の件数は、全国で１０番目に多い２８件で、引き続き堅調であることがわかりました。
- これは、経済産業省が発表した工場立地動向調査をもとに県がまとめたもので、奈良県の２０２３年１年間の工場立地件数は、前の年より５件減少した２８件でした。ただ、全国の立地件数が過去５０年で最少となった中、堅調を維持しています。業種別には「金属製品製造業」、「プラスチック製品製造業」が、それぞれ４件などとなっています。また２００７年以降、県内の工場立地によって、あわせておよそ６８００人が雇用される見込みです。
- 県では「より多くの企業を誘致するため２０２４年度から、補助金の利用要件を全国に先駆けて一部撤廃したほか、２０２４年３月には、県が御所市に整備する新しい工業団地の募集を開始している。今後も地域経済活性化のため、奈良県の工業地のメリットをＰＲしていきたい」としています。
