大神神社 大杉玉の掛け替え
2023.11.13 19:11
- 新酒の仕込みの時期を迎え酒造りの神様として知られる桜井市の大神神社では、大杉玉の掛け替えが行われました。
- 大杉玉は、酒造りの安全と酒造業界の発展を祈り、毎年11月14日に行われる「酒まつり」に合わせて掛け替えられます。拝殿では、古い杉玉が下ろされた後、青々とした新しい杉玉が運び込まれました。大杉玉は、直径約1、5メートル、重さ約200キロある大きなもので神社の御神体である三輪山の杉が使われているといいます。
- 掛け替えの作業では、ワイヤーと滑車を使い慎重に大杉玉を吊り上げていきました。そして拝殿中央の天井に真新しい大杉玉がロープでしっかりと固定されました。最後に巫女らが「志るしの杉玉」と書かれた杉の木札を吊り下げ作業は完了しました。
- 14日の「酒まつり」には、酒づくりの安全などを祈って全国から酒造関係者などが集まります。