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奈良のニュース
第106回全国高校野球選手権大会 1回戦 智辯学園が岐阜城北との激闘制す
2024.08.08 19:24
 全国高校野球選手権大会は7日、阪神甲子園球場で開幕。

 奈良代表の智辯学園が初戦を迎え、岐阜代表の岐阜城北との激闘を制しました。

 熱中症対策などのため、朝夕2部制が一部で導入された今大会。ナイターの第3試合に登場・智辯学園は3回。エース・田近が岐阜城北に初ヒットを許すと、守備のミスも絡み、1アウト・ランナー3塁・1塁。1番・長江の絶妙なセーフティスクイズで岐阜城北が先制。さらに3番・竹内のタイムリーで2対0とリードを広げます。

 一方、智辯学園は5回、好調・1番・佐坂。続く2番・国島の打席で佐坂は積極的に3塁を狙いますが、ここは岐阜城北のライト・岩田の好返球に阻まれます。

 なんとか流れを変えたい智辯学園。7回、ランナーを3塁に置き、再び1番・佐坂のタイムリーでまずは1点を返します。続く8回。5番・巴田が左中間を深々と破るヒットで出塁します。2アウトとなり、7番・山崎。同点に追いつけるかと思われましたが・・・

 またしても岐阜城北の好守備に阻まれます。

 その後、3対1とされ迎えた9回。1番・佐坂のヒットなどでノーアウト満塁とし、2番・国島の犠牲フライで1点差。2アウトとなり、ランナー3塁・1塁でここまでノーヒットの4番・2年中道。

 智辯学園が土壇場で同点に追いつきます。

 試合は延長・タイブレークへ。

 互いに3点ずつ加え、迎えた11回。智辯学園は、4番・中道の打席で勝ち越すと、6番・キャプテン・知花の犠牲フライなどで再びリードを3点とします。経験値で上回る智辯学園。苦しみながらも岐阜城北との激闘を制し、2回戦進出です。

智辯学園 佐坂悠登 選手(6打数5安打 2打点の活躍)

「この(甲子園の)ためだけに365日、毎日考えてやってきたので、何よりチームが諦めなかったことが一番勝てた要因かなと思います。」

智辯学園 知花琉綺亜 主将

「甲子園で一勝できたことがちょっと自信になるのかなとは思うので、次の相手は春の王者なんで、向かっていく気持ちと挑戦者の気持ちを忘れずに戦っていきたいと思います。」

 智辯学園の2回戦は大会8日目、8月14日の予定で、春の選抜優勝校・群馬代表の健大高崎と対戦します。