修二会 本行が始まる 松明の炎が夜空を焦がす
2025.03.01 21:10
- 大和に春を呼ぶ東大寺二月堂の修二会、お水取りが本行に入り二月堂の舞台では、松明の炎が夜空を焦がしました。

- 午後7時、練行衆と松明の火で先導する童子が二月堂の階段を静かに上がります。そして、二月堂の舞台から燃え盛る松明を突き出しぐるぐると回すと、夜空に火の粉が舞い上がり歓声があがります。
- 練行衆と呼ばれる僧侶が人々に代わり、罪を悔い改め天下泰平などを祈る二月堂の修二会。奈良時代から一度も途切れる事なく続き、2025年で1274回を数えます。

- 松明の火の粉を浴びると、無病息災の御利益があるとされ参拝者らは、歓声を上げたり静かに見守るなどしていました。
- お松明は、3月14日までの毎晩行われその後には、待ちに待った春が訪れます。