県教育委員会 熱中症の実態調査実施へ
2023.10.24 18:22
- 危険な暑さにより年々深刻になっている熱中症への予防対策をとるため、県教育委員会は今月末から熱中症の実態調査を行うと明らかにしました。
- 県教育委員会によりますと、調査では県立高校29校の1年生と2年生、あわせて約1万3000人を対象にオンラインで熱中症に対する意識や実態をアンケートします。アンケートでは熱中症にかかったときの症状や場所、その後の対応などを回答するということです。今年は9月26日までに公立の幼稚園から高校までで、99人の生徒らが熱中症を訴え、このうち48人が授業中に熱中症になったといいます。
- 県教委 健康・安全教育課 新子泰夫課長
- 「(県教育委員会でも)ガイドラインを示して熱中症予防に向けた指導を行っておりますが、それが生徒にどれだけ浸透しているのか、どういった点を生徒が心掛けて熱中症予防をしているのか分析しながら指導に活かしてまいりたい。」
- 調査期間は10月30日から11月7日までで、県県教育委員会は調査結果を11月下旬に報告するとしています。