県民アンケート 暮らし向き「苦しくなった」3年連続増加
2025.01.27 18:31
- 県民を対象にした県のアンケート調査で、暮らし向きが、前の年より「苦しくなった」と答えた人の割合が3年連続で増えたことがわかりました。
- 調査は、県の施策に関する意識やニーズを把握するため毎年行われていて2024年6月から7月に、県内に住む満20歳以上の5000人を対象に実施し約2400人から回答を得ました。それによりますと、暮らし向きの実感について、前の年と比較して「楽になった」と答えた人は6・7%だったのに対し「苦しくなった」と答えた人は45・6%で、3年連続で増加しました。
- その理由として、「家族の増加や物価の上昇などで毎日の生活費が増えたから」と答えた人が67・7%と、3年連続で50%を超えました。次いで「給料や収益が増えない、または減少したから」などとなっています。
- また、今後県に力を入れてほしい分野を尋ねたところ、多かった順に「福祉・介護の充実」、「医療の充実」などでしたが世代別にみると、40代以下では「こども・子育て支援」が最も多くなりました。