即位から1300年 聖武天皇の「大嘗祭」木簡を展示
2024.10.22 18:50
- 1300年前に即位した聖武天皇に関わる奈良時代の木の札・木簡の展示が奈良市の奈良国立博物館で行われています。
- 展示は聖武天皇が即位してちょうど1300年となる2024年の発掘調査で出土した木簡をいち早く公開しようと正倉院展の開催時期に合わせて行っています。
- 奈良国立博物館で展示されているのは2024年出土した木簡のうち特に状態の良い8点です。木簡は聖武天皇の即位後の重要な儀式「大嘗祭」に関わるものとみられ、年号や供え物の名前などが記載されています。奈良時代の「大嘗祭」に迫る木簡。奈良国立博物館とコラボして展覧会を開いている奈良文化財研究所の平城宮跡資料館では発掘当時の様子がわかる動画なども公開されるということで、奈良国立博物館はぜひ合わせて楽しんでもらいたいとしています。
- 奈良国立博物館の展示は11月11日まで、平城宮跡資料館の展示は12月8日まで行われています。