2022年の人口動態統計 奈良県 出生率など全国平均下回る
2023.06.21 18:34
- 厚生労働省が6月発表した2022年の人口動態統計で、奈良県は子どもの出生率や婚姻率などが全国平均を下回っていることがわかりました。
- それによりますと、1人の女性が生涯に産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率は、2022年の全国平均で1.26となり前の年の1.30を0.4ポイント下回りました。奈良県でも、合計特殊出生率は1.25で、前の年より0.5ポイント低下し全国平均を下回りました。奈良県の出生率はこれまでも全国平均を下回る状況が続いています。その要因の1つとして、婚姻率の低さがあり人口千人当たりの婚姻数を示す婚姻率は全国平均が4.1であるのに対し、奈良県は3.3と大きく下回っています。25歳から39歳の男女で結婚していない人の割合を示す未婚率も奈良県は高い水準にあり、脱少子化を目指す上で厳しい状況となっています。