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奈良のニュース
子育てなどで意見交換 来年度予算案に向けて県市長会が知事に要望
2023.10.07 17:00
 県市長会と山下知事は6日、県の来年度予算案の策定に向けて、教育と子育ての財政支援などについての意見交換会を行いました。


 意見交換会には山下知事と、県市長会から9つの市の市長が出席しました。


会長を務める生駒市の小紫市長によりますと、会では県の来年度予算案策定に向けて、第2子以降の保育料無償化に向けた財政支援などについて意見を交わしたといいます。

保育に関しては現在、未就学児のうち0歳から2歳までの第2子は保育の利用料の半額を支払う必要があることから、市長会の要望として年齢を問わず第2子以降も県独自で全額無償化にできないかと、支援を求めたということです。

それを受けて山下知事は、無償化で保育需要が高まることが予想されることから、保育の質を下げないよう保育士の処遇改善を行うべきだと意見を述べたといいます。


このほか、学校給食の無償化についても意見が交わされました。

奈良県 山下知事は

「年明けの県市町村長サミットでですね、このテーマについて話し合いましょうと、もし話がまとまることがあるのであれば、令和6年度からもう予算化できるようにしていきましょう」と話していました。