県立橿原公苑の新アリーナ 県立医大のグラウンドを建設候補地として検討へ
2024.09.20 18:30
- 橿原市の県立橿原公苑の新アリーナについて、山下知事は県立医科大学のグラウンドなどを新たに建設候補地の一つとすることを明らかにしました。
- 県は2031年に県内で開催される「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」に向けて県立橿原公苑に新しいアリーナを現地で建て替える方針を示していました。
- 20日開かれた9月定例県議会の代表質問で自民党・無所属の会の西川議員が新アリーナの整備場所について質したのに対し、山下知事は、新たに県立医大のグラウンドなどを新アリーナの建設候補地とすることを明らかにしました。
- この場所は県立医大のキャンパス移転に伴って設置される近鉄の新駅の西側にあたり、橿原市の市有地とあわせると施設の整備に必要な約2万8000平方メートルを確保できるといいます。
- 山下知事
- 「(私からは)市有地の提供など橿原市の協力を要請したところです。橿原市長からは『ぜひとも推進していただきたい』『市としてもしっかり協力していきたい』とご快諾をいただきました。橿原公苑内に加え医大新駅西側を候補地の一つとして早急に検討を深化させたい」
- 県は今後、県立橿原公苑に加えて、医大のグラウンドを候補地の一つとして検討を進め、12月には方針を示したいとしています。